吹奏楽編曲版以外にも、この曲の一部がいろいろな楽器によって演奏、録音されています。そうしたいろいろな編曲による「エスタンシア」をここに集めてみました。 |
金管アンサンブルによる演奏( Phil Snedecor 編曲) 金 |
MILTON
STEVENS (Conductor and Music Director) Washington Symphonic Brass (Brass Ensemble) |
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2003, Washington DC
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と その他の収録曲 |
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「DANCES WITH
BRASS」 [SUMMIT RECORDS DCD 375] |
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金管アンサンブルによる演奏( D.J.Shaw 編曲) 金 |
Boston
Brass (Brass Ensemble) |
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2003, West Roxbury 3:29 |
と その他の収録曲 |
「Within Earshot」 [SUMMIT RECORDS DCD 384] |
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金管アンサンブルによる演奏( Egil Smedvig 編曲) 金管アンサンブルのための小品として、「エスタンシア」全曲版からの断片が一曲にまとめられています。冒頭は全曲の導入部(夜明け:「導入と情景」)で始まり、「黄昏の牧歌」の緩やかな部分を経て、また導入の曲に戻り、「農場で働く人々」の終わりの部分が唐突に出てきて曲を閉じます。つまり、組曲版の部分はほとんど出てきません。これもかなりひねくれた編曲と言えるでしょう。 |
Empire
Brass (Brass Ensemble) |
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1989, Lenox 5:23 |
ということで、その他の収録曲である「くるみ割り人形」「ペール・ギュント」「ハンガリー舞曲」「カルメン」などのナイスなノリから想像すれば、「エスタンシア」は絶対に「マランボ」を中心にしたノリノリの編曲&演奏になるだろうと期待しますよねえ、ふつう。でも実際は、「マランボ」どころか組曲でおなじみの旋律はほとんど聞かれずに終わってしまうんだからなあ。 その他の収録曲 |
「CLASS BRASS」 [TELAC CD-80220] |
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二台のギターによる演奏( Jorge Martinez Zarate 編曲) 二台のギターのためのこの編曲は「バレエ:エスタンシアからの3つの舞曲」という副題が付いていて、1.「小麦の踊り」、2.「黄昏の牧歌」、3.「小舞曲」、の三曲が編曲されているようです。「小麦の踊り」は組曲版にもありますが、後の二曲は全曲版を聞かないと出てきません。まあ「小舞曲」には「マランボ」のおなじみのメロディーも出てくるのですが、ちょっと変わった選曲って感じですね。 |
SERGIO
ASSAD & ODAIR ASSAD (Guitar Duet) |
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1985, New York 黄昏の牧歌:1:40 |
で、実はこちらの盤にはその三曲の中から「黄昏の牧歌」の一曲が収録されているのみなのです。この曲、組曲版のにあるメロディーは全然出てこないので、全曲版を聞いたことがある人じゃないと「エスタンシア」だということすら全く気が付かないでしょう。 その他の収録曲 |
「Latin American
Music for Two Guitars」 [NONESUCH 9 79116-2] |
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DUO BERGERAC
(KARIN SCHOLZ & PETER ERNST) (Guitar Duet) |
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1994, Marktoberdorf 小麦の踊り:2:14 |
こちらには上述の「小麦」「牧歌」「小舞曲」の三曲がぜんぶ入っています。もともとヒナステラはギター曲をあまり書かなかったようですが、彼の作品にはギター開放弦をまねた和音が出てくるなど、ギターに編曲しても雰囲気的にはピッタリはまりそうな感じですね。このギターによるエスタンシアも、ラテンな感じをよく醸し出していて「こんなギター曲ありそう」という気にさせてくれます。 その他の収録曲 |
「TOCCATA」 [CRESCENDO CTH 2274] |
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ギターとヴァイオリンによる演奏 ヒナステラの室内楽を集めたCDの中に、エスタンシアから二曲、器楽曲に編曲されて入っていました。「小麦の踊り」はギターとヴァイオリンによる演奏でZarate編(↑のギター二重奏のと同じかな)、「パンパ風トリステ」はギターソロによる演奏で、Salomon de Font編となっています。 |
MARIA
ISABEL SIEWERS (Guitar) RAFAEL GINTOLI (Violin) |
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2000, Weston 小麦の踊り:2:58
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はじめの「小麦の踊り」のほうは、ギターとヴァイオリンによる演奏。なかなか珍しい組み合わせですね。旋律の、音符の長いゆっくりしたフレーズはヴァイオリンが演奏し、伴奏のアルペジオをギターが受け持っています。こうした曲の構造を考えると、この二つの楽器(弓弦+撥弦)の選択はまさにピッタリという感じです。演奏も、所々に「タメ」を作ったりして、なかなかにくい演出もあって楽しめます。 その他の収録曲 |
「Ginastera vol.5
- Chamber Music」 [ASV CD DCA1103] |
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コンピュータによる演奏 厳密に言うと、これは「編曲」とは言えないかもしれません。富田勲のシンセサイザーのようなものとは違い、同じコンピュータ音楽でも、こちらはコンピュータを使ってもとの楽器のオーケストレーションをできるだけ忠実に再現しようとしています。下記のCDには、組曲第I曲目の「開拓者たち」の、コンピュータオーケストラによる「演奏」を聞くことができます。 |
AKIHISA
KANDA (K&A) (MIDI Data Imput) |
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コンピュータ音楽というのから想像する富田とかYMOとかファミコンのドラクエとかからはだいぶ違い、実際のオーケストラの響きに近いゴージャスな音で聞くことが出来ます。時代は進んでいますねえ。 なお、このCDのもとになったNIFTYのFMIDICLAのホームページからは、IV曲目「マランボ」のMIDIデータがダウンロードできます。こちらも試しに聞いてみましたが、WindowsのMedia
Playerではまさにファミコン的なチープな響きで、まあそれはそれで曲の骨組みがよくわかって面白かったです。その後、YAMAHA
Soft Synthesizer(無料体験版)というのを入れてみて聞いたところ、なんと急にオケに近い豪華な響きに!でもタンバリンの音がカスタネットのようになるなど楽器の音がやや違っていましたので、CDのように聞くにはきっとちゃんとしたハードを揃えないとダメなんでしょうね。 その他の収録曲 |
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「DTM Super Classics」 [キングレコード KICC 247] |
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ディスコグラフィー その3. <終曲「マランボ」のみのCD>