ピアノの独奏曲(または連弾)として演奏されている「エスタンシア」の録音を、ここに集めてみました。 |
ピアノ独奏による演奏 ピアノ独奏の曲として演奏されている録音がいくつかあります。誰が編曲したかは書かれていないので不明なのですが、もしかしたら作曲者自身のピアノスコアか何かからとったのかもしれません(御存知の方は教えてください)。なお楽譜はBoosey & Hawksから出版されているようです。 ピアノ曲としては主に三曲が演奏されるようで、組曲版一曲目の「農場で働く人々」、二曲目の「小麦の踊り」、それと組曲には入っていない全曲版からの「小舞曲」を聞くことができます。この「小舞曲」は、楽譜も単独で発売されており、しばしば独立して演奏されているようです。 |
BARBARA
NISSMAN ![]() (Piano Solo) |
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「ヒナステラ弾き」として有名な、バーバラ・ニスマンの全集です。ヒナステラと一緒に写っているジャケットの写真でもわかるとおり、彼女のピアノは作曲者本人にも認められており、彼の遺作である「ピアノソナタ第3番」はこのニスマンに捧げられています。 その他の収録曲 |
「The Complete
Music For Piano & Piano Chamber Ensembles」 [Pierian 0005/6] |
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ARBERTO
PORTUGHEIS (Piano Solo) |
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![]() 小舞曲:1:41 |
ヒナステラのピアノ作品およびピアノを含む室内楽作品を集めた全集CDからの一枚。でも、このCDに入っているのは全曲からの(組曲には入っていない)「小舞曲」のたった一曲です。あっという間に終わってしまいます。まあ、この曲を目当てにこのCDを買うやつは世の中に(私しか^^;)いないでしょうね。「小舞曲」自体は「マランボ」の前半部分が独立したという感じの曲なので、普通はこのCDで「アルゼンチン舞曲」とか「ピアノ・ソナタ第1番」とかを聞いてる時に、途中で「あれ、今なんか耳に覚えのある曲が出てきたなあ」と意識される程度でしょう。 その他の収録曲 |
「The Complete
Piano Music Vol.1」 [ASV CD DCA865] |
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YUKIO
MIYAZAKI (Piano Solo) |
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小麦のダンス:3:31 |
この宮崎幸夫というピアニスト、プロフィールを見るとまさに「南米音楽の権威」という感じですね。ヴィラ・ロボスを中心に、精力的に南米のピアノ曲を演奏、録音しているようです。 その他の収録曲 |
「LATIN AMERICAN CLASSICS -PIANO ALBUM」 [LAC 980601] |
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YUKIO
MIYAZAKI (Piano Solo) |
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小舞曲:1:38 |
↑と同じ宮崎さんによるアルゼンチンピアノ曲集。こちらにはエスタンシアからは「小舞曲」と「働き者の農夫(組曲I曲目)」が収録されています(一枚にまとめて入れてくれりゃあよかったものを....^^;)。 その他の収録曲 |
「LATIN AMERICAN CLASSICS -ARGENTINA」 [LAC 20031] |
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ピアノ連弾による演奏( Hector Moreno 編曲) ピアノ連弾による演奏。2台のピアノではなく、1台4手による演奏です(たぶん)。組曲版の四曲が全て演奏されています。 |
HECTOR
MORENO & NORBERTO CAPELLI (Piano Duet) |
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演奏者の二人は、アルゼンチン出身。ピアソラやヒナステラにはさぞかし愛着があったのでしょう。「エスタンシア」組曲版4曲を全部ピアノ連弾で演奏しようと考えるだけでも素晴らしいと言えますね。 その他の収録曲 |
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「TANGOS y MALAMBOS」 [Frame CD FR9508-2] |
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ディスコグラフィー その3. <終曲「マランボ」のみのCD>