新入荷盤以外は上から録音の古い順に並んでいます。
なお、組曲の構成は以下の通りです。
I. | Los trabajadores agricolas(農園で働く人々) |
II. | Danza del trigo(小麦の踊り) |
III. | Los peones de hacienda(大牧場の牛追い人) |
IV. | Danza final - Malambo(終曲の踊り-マランボ) |
GIANANDREA
NOSEDA ![]() Joven Orquesta Nacional de Espana (JONDE) |
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指揮のノセダは、日本でも実演に接する機会の多い、次世代を担う若手注目株。それが指揮するのが、日本語に訳すと「スペイン国立青年管弦楽団」。青年っすよ、青年。若さとエネルギーに溢れた熱い「エスタンシア」が期待される組み合わせです。 その他の収録曲 |
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[TRITO TD0007] | |||||||||||||
JOSEP
PONS ![]() Orquesta Ciudad de Granada |
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こちらはスペインはグラナダのオケが演奏するヒナステラ作品集。有名な「エスタンシア」や「ハープ協奏曲」だけでなく、ちょっとマイナーなヒナステラの曲がどんどん世に出てくれるのは、本当にうれしいことです。 その他の収録曲 |
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[harmonia mundi HMC 901808] | |||||||||||||
Sir
EUGENE GOOSSENS London Symphony Orchestra |
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録音は古いのですが、"Super Bit Mapping"なる技術によって、けっこうきれいな音になっています。 その他の収録曲 |
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[EVEREST EVC9007] | |||||||||||||
SEIJI
OZAWA Chicago Symphony Orchestra |
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シカゴ響100周年記念CDです。12枚組BOXで、手を出すのにとっても勇気がいりますね。日本のタワレコだったら四万円以上するそうですが、シカゴ響のホームページから直接買えば半額以下になりますので気をつけましょう。ちなみに私はアメリカの義母にクリスマスプレゼントとして買ってもらいました(笑)。 その他の収録曲 |
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「Chicago Symphony Orchestra: The First 100 Years」 [CSO90/12] |
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MORTON
GOULD London Symphony Orchestra |
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10年前はエスタンシアをCDで聴こうと思ったらこの録音しかありませんでした。しかし演奏はさすがグールド、ノリノリで盛り上げてくれます。この曲の定番中の定番と言える名演です。特にIV曲目のトランペットがすっごいかっこいいです。 (*現在、CITADELというところから、モートン・グールド作品集とのカプリングで出ているようです。[CTD88130]) その他の収録曲 |
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「ボレロ◎驚異のオーケストラサウンド」 [ビクター VDC-1048] |
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ENRIQUE
BATIZ Orquesta Filarmonica de la Ciudad de Mexico |
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いわゆる「キレてる系」に分類される演奏と言えるでしょう。まず大太鼓の音のデカさに驚きます。でもこれぐらいやってくれると快感に感じます。ピアノもかなりデカいです。 その他の収録曲 |
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[ASV CD DCA 654] | |||||||||||||
PEDRO
IGNACION CALDERON Orquesta Sinfonica de Buenos Aires |
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この曲唯一の「お国もの」演奏。指揮者もオケも、アルゼンチンの演奏家。故郷の大作曲家ヒナステラの代表曲である「エスタンシア」はこのオケの十八番(おハコ)!とふつうは思うでしょ?残念ながら、はっきり言って「下手」です(爆)。打楽器は特に下手。しかも終曲で、最後のほう曲がまだまだ続くのに、木琴が一人で終わりのリズムを「チャンチャチャチャン」とデカい音で叩いてしまい、間違えたのに気づいてやめるけどそのままなかなか立ち直れない、という場面がしっかり収録されています。おいおい....。 その他の収録曲 |
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[MILAN SUR 883 745] | |||||||||||||
ENRIQUE
GARCIA ASENCIO Orquesta Sinfonica de RTVE |
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この演奏、かなりかっこいいです。今のところ、私が(グールドと並んで)もっとも気に入っている演奏です。全体的にリズム感が良くて、決めるべきところがバシッと決まっているのでとっても気持ちがいいです。 その他の収録曲 |
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「MUSICA IBEROAMERICANA」 [RTVE 65029] |
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MICHAEL
TILSON-THOMAS New World Symphony Orchestra |
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「タンガーゾ〜ラテン・アメリカ管弦楽曲集」というこのアルバム、国内廉価版で安く出ているので、「エスタンシア」の録音中もっとも日本で入手しやすいと思います
(探すときは「ピアソラ」で探すのがコツです)。 その他の収録曲 |
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「タンガーソ〜ラテンアメリカ管弦楽曲集」 [ポリグラムLONDON POCL-5299] |
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ANDRZEJ
BOREJKO Poznan Philharmonic Orchestra |
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ロシア出身の指揮者がポーランドのオケを指揮した「エスタンシア」。そのためなのかもしれませんが、ううむ、なんかちょっと毛色の変わった演奏です。I曲目は遅めのテンポ、だけど縦線ずれまくり。II曲目はかなり特徴的で、とっても速いテンポでまるでワルツのよう。まあIV曲目はわりと盛り上がれます。 その他の収録曲 |
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「ARGENINA」 [LARGO 7243 5 56637 2 6] |
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GABRIEL
CASTAGNA Berliner Symphoniker |
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こちらはアルゼンチン出身の指揮者ですが、オケはベルリン交響楽団。全体的に遅めのテンポで、IV曲目は4分を越えています。 その他の収録曲 CHANDOSから2003年8月に[CHN 10152]として発売された盤も、これと同一音源です。 |
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[Deutshe Schallpkatten DS1033-2] | |||||||||||||
FERNANDO
LOZANO Orquesta Sinfonica Carlos Chavez |
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↑の演奏と並んでIV曲目マランボが4分台という遅い演奏。やはり縦線があまり合わず、リズム感がイマイチ。全体的にフニャフニャした歯切れの悪さが印象に残ります。「カルロス・チャベス交響楽団」という名前に非常に期待したんだけどなあ。 その他の収録曲 |
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「MUSICA LATINOAMERICANA」 [FORLANE CD 16736] |
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EDUARDO
MATA Simon Bolivar Symphony Orchestra of Venezuela |
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前二者ほどではないものの、これもけっこう遅めのテンポ路線。録音がいいのでしょうか、オケの各パートが良く聞こえます。練習用にはいいかもしれませんね。特に弦楽器。この曲の弦楽器なんて「何やってるの?」って感じかもしれませんが、この演奏でははっきり聞こえてきます。IV曲目の低弦の「ズザザザザザ」という刻みなんか実にかっこいいです。III曲目も、ティンパニソロと重なるところで弦が主張し、こっちの方が全面に出ています(逆に言うと、ティンパニはかなり情けない....^^;)。 その他の収録曲 |
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「LATIN AMERICAN BALLETS」 [DORIAN DOR-90211] |
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ENRIQUE
DIEMECKE Orchestre Philharmonique de Montpellier Languedoc-Roussillon |
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南フランスの地元オケが「南アメリカの歌と踊り」という副題で行ったニューイヤーコンサート(なぜ南米モノ??)のライブ録音。これもIII曲目が抜けてて、I、II、IVが一つのトラックに収録されています。 その他の収録曲 |
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「ACTES SUD - Concert du Nouvel An」 [naive AT34104] |
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DAVID
ROBERTSON Orchestre National de Lyon |
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久しぶりに出た組曲板の新譜です。ジャケットの感じからすると、メインはIsabelle
Morettiがソロをつとめるハープ協奏曲でしょうが、この「エスタンシア」組曲の方もなかなかの演奏に仕上がっています。 その他の収録曲 |
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[naive V4860] | |||||||||||||
JAN
WAGNER Odense Symphony Orchestra |
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なぜデンマークのオケがヒナステラ作品集を?という感じですが、このオケの首席指揮者ワーグナーはヴェネズエラ出身とのこと。なるほど。 その他の収録曲 |
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[BRIDGE 9130] | |||||||||||||
MIGUEL
HARTH-BEDOYA BBC Concert Orchestra |
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BBC Music Magazine(2003年2月号)のおまけに付いてくるCDで、2002年夏のPROMSのライブです。個人的な話ですが、実はこの演奏会、ちょうどその二週間前に英国出張があり、がんばってロンドンでこれを聞いてこようかと画策したのですが結局ダメだったといういわくがあります。 その他の収録曲 |
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「Fiesta! BBC Music Magazine vol.11 no.6」 |
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ディスコグラフィー その3. <終曲「マランボ」のみのCD>